突然目の前や自分のそばに現れてくるハチ。苦手な人にとっては、耳元でその羽音を聞くだけでも恐ろしいものですが、ハチによる被害を防ぐためにいちばんやってはいけないことは、その巣にむやみやたらと近づくこと。さまざまな種類がいるハチの中でも、もしその巣が最も凶暴性が高いとされるススメバチの巣であったとしたら、巣を守るために獰猛になっているスズメバチの集団によって、威嚇、そして最悪の場合は攻撃されてしまう可能性があるからです。それでは、そのスズメバチの巣の分かりやすい特徴とはどのようなものでしょうか。スズミバチ自体にもいくつかの種類がありますが、スズメバチと比べて比較的おとなしいとされるアシナガバチとの違いは、まず、巣が外皮に覆われていること。いろいろな材料を用いて作られるので、マーブル状や魚のうろこのような形をしていることが多く、出入り口となる穴はひとつしかありません。それに対してアシナガバチの巣は、茶褐色や灰色をしていて、六角形のカタチをした部屋が外から見ても分かるようになっています。スズメバチのものとは違い、その巣に模様が見られることはありません。このような特徴を知ってスズメバチの巣を見分けることが出来たとしても、スズメバチの種類によっては地中に巣を作ることもあり、思わぬところで遭遇することも考えられます。ですので、複数のスズメバチが飛んでいるところを見かけた場合は、その付近に近づくことはせず、またご自分で巣を探そうとはせずに、スズメバチを巣ごと駆除してもらえるようにハチ駆除のプロに依頼されることをオススメいたします。