春から秋にかけて活発に活動するハチ。誰もが一度はハチを目にしたことがあるでしょう。ですが運よく今までハチに刺されていないという方もいると思います。あなたは万が一ハチに刺された場合、その対処法を知っていますか?では簡単に対処法をご紹介します。
【まずはハチから離れる】
ハチが人を刺す場合、人が振り払ったために攻撃してくる場合と、巣を守るために攻撃してくる場合があります。ハチは集団行動をするので一匹が刺せば他のハチたちも襲ってきます。ハチの巣がそばにある場合はより多くのハチが巣を出て襲ってくるので、一刻も早くその場所を離れる必要があります。
【毒を取り除く】
安全を確認したら、患部の毒を取り出しましょう。ハチの毒は針で中に押し込まれているので絞り出す、あるいは吸い出す必要があります。市販のポイズンリムーバなどを使って取り除きましょう。ただし口を使っての毒の吸い出しは、口の中に傷がある場合毒を取り込んでしまう危険もあるのでやめた方が懸命です。
【患部を冷やす】
腫れあがった患部は氷や流水などで冷やしましょう。患部が赤く腫れあがり呼吸がしづらかったり、めまいがする場合はアナフィラキシーショックを起こしていることがあるので早急に医師の診断を受けましょう。
【抗ヒスタミン剤(虫刺され薬など)を塗る】
アナフィラキシーの兆候がなければ抗ヒスタミン剤を使えば数日で腫れなどが治まってきます。
処置としてはこの流れですが、スズメバチなどの種類は猛毒なので、刺された場合は早めに医師の診断を受ける必要があります。また、もしベランダなど家でハチの巣を作られている場合は刺される可能性も高いので、業者へハチの駆除を依頼しましょう。