夏頃から秋にかけて、様々な虫を見かけることが多くなります。虫にとって活動しやすい時期がこの期間なのですが、中には危険な害虫も活発化します。代表的な害虫としてはスズメバチが挙げられるでしょう。このスズメバチは大体4月頃から少しずつ活動を始め、10月頃にかけて巣を守るために攻撃的になります。特に国内のスズメバチは凶暴と言われており、毎年スズメバチによる死者も多く出されています。女王蜂の場合は外敵への攻撃性はあまり高くないですが、働きバチは女王蜂や巣を守るため、集団攻撃を仕掛けてくるケースがあります。スズメバチに攻撃されるということは、敵と見なされたという意味ですので、見かけた場合はゆっくりとその場を退避することを心掛けましょう。むやみに騒ぎ立てたり、追い払おうとすることでハチが興奮し攻撃してくることもあるので、スズメバチや巣を見かけた場合は注意しましょう。夏期になると、住居の軒下などに営巣されてしまうこともあるため、ご自宅にハチの巣が出来ていたという場合は的確な処置を行ってくれるハチ駆除のプロへ依頼し、巣の撤去や駆除を実施してもらいましょう。刺されてしまうことでアナフィラキシーショックを引き起こしてしまうことはもちろんですが、ハチに刺されてしまうことで興奮物質が空中にまき散らされ、その物質からさらに多数のハチによる攻撃を受けることもあります。これからレジャーシーズンが到来しますが、ハチなどの危険な害虫には十分に注意しましょう。