冬になると、女王蜂は巣を離れてしまいます。子育ても終わっていて、巣の中は空っぽ。こうなると気になるのが春になって、其の巣が再利用されないかということではないでしょうか?特に、スズメバチの巣は大きいので目立ちますし、またスズメバチが住み始めたら、と不安に感じる方も多いと思います。でも、実際はそこまで心配する事は無いのかもしれません。実はスズメバチは立派な巣を作りますが、次の年にその巣を再利用することは殆どありません。どこか別の場所で新しいを作ることが殆どなので、巣が残っていたとしても心配する必要はないと言われています。ですが、一度巣を作られたということは其の場所が蜂にとって都合が良いという証拠ですので、屋根裏など隙間から侵入されて巣を作られた場合には、その隙間を埋めておくことが大切です。巣は残しておいても害はありませんが、どうしても不安な場合は撤去することをお勧めします。高い場所、狭い場所の巣はハチ駆除のプロに依頼するのが安全で確実ですので、ご検討してみてはいかがでしょうか。