ハチを一匹見つけた場合、それを退治したら安心というわけではありません。なぜなら近くに巣を作っている可能性があり、そのまま放っておくと働き蜂が増加し、反撃してくることがあるということを考慮しなければならないからです。ハチの中でも特に凶暴性の高いキイロスズメバチは、巣の中に生息するハチの数がかなり多いことでも知られていますが、女王蜂および数の少ない働き蜂だけの期間には、住宅の床下や屋根裏など、閉鎖的な場所に作ることが多いのですが、働き蜂の数が急激に増加する7・8月頃には軒下や木の上など、巣を拡大しやすい場所に作る習性があるのです。つまり、群れの規模に合わせて巣の引っ越しをするんですね。そしてこのキイロスズメバチは、どんな場所にでも巣を作ることができる、という厄介な性質を持っています。先ほどの床下や屋根裏のほかに、屋外ではダンボール箱の中や廃材の下、といったところにも作ってしまうので、ベランダに物を置いているだけでもキイロスズメバチにとっては巣作りに適した場所になってしまうのです。野山だけでなく、こうした都市部のどんなところでも巣を作ることができてしまうキイロスズメバチ。もしその巣を発見されましたら、大きくなってハチの数が増えてしまう前に、当サイトまで駆除をご依頼ください。
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